リコリス(歌謡渡来一味内蔵)
詞 嘉手苅みばリコリス リコリス 紅い蜘蛛のような 美しすぎる
毒持つ百合よ リコリス
夏の終わり 鮮やかに 紅く土から花火のように
咲くあなたには葉も無い 茎だけの
先に咲いた火花 尽きてちり落ちれば
地に這うような葉が 春だというのに
その葉は枯れゆく 静かに 静かに
土の下、待つのは
リコリス リコリス
まぶしい季節よ 夏よはやく去れと
球根の中で リコリスが眠る リコリス
白く柔らかな 天空の花よ 研いだ刄 光る
リコリス
想うはあなただけ
悲しい想い出 あなたとわたしは 愛し合ってるけど
想い描くだけ あなたは私を わたしはあなたを
想い描くだけ ただそれだけで 会えることはない
だけどその想いで わたしもあなたも生かし合えてる
紅い花 美しすぎる
艶かしく 強い紅い花
紅い花 危険すぎる
艶かしく 強い紅い花
毒をまき散らせ
あのひとをたべてしまうきつねも虫もなにもかも
全て殺して 全て殺して
あのひとを守って 腐るあのひとを
紅い花
そしていちばんたべたがるわたしを終わらせて
どうかいちばんたべたがるわたしを終わらせて
リコリス
ジゼル(歌謡渡来一味内蔵)
詞 嘉手苅みばジゼル、ジゼル
踊りが大好き
だけどちょっとだけ身体が弱い
ジゼル、ジゼル
恋に落ちました
相手は農夫の色男
でも農夫は本当は王子様
ある日お姫と結ばれる
ジゼル、ジゼル
悲しいジゼル
ジゼルは悲しすぎて死んでしまったの
でもジゼルはお墓に入っても
大好きなダンスを踊ってた
ジゼル、ジゼル
悲しいジゼル
ジゼルは悲しすぎて死んでしまったの
でもジゼルは王子を愛してる
でも今でも王子を愛してる
nutcracker boB(歌謡渡来一味内蔵)
詞 嘉手苅みば※歌詞要約
動かんクルミ割り なぜ動かないのさクルミ割り
なぜ扉に隠れているのさ
ですがね
野郎、動くのです
ただし、夜にだけです
野郎、そのストロング歯でギシギシにぶち砕くのです
こんなふうに
私などなくしちまえ
此畜生
私の好い人を粉々に、それから
私の頭を塵々に、それから、それから
私自身を、私のすべてを、砕け
藁屑の燃えかすみたいにしちまえ
役に立たん色恋だな
すっぱい血だな
動け 動け!
なぜ動かないのさ
すっぱい血さ
役に立たん色恋さ
あはは
面影(ウムカギ) 雨を乞う(歌謡渡来一味内蔵)
詞 嘉手苅みば,ギリシャ語詞 移動式音楽班高く青く広い 大きな空の
小さな島遠く あなたを想う
深く重く暗い 闇夜の月に
祈り捧ぐように 雨を願えば
砂の鏡が 面影映し
乾いて昇れ 月より高く
星になるように
Τραγουδησω.
Ο ουρανος,
Θα βρεξω απο τωρα.
Ουρανος,
Ευχαριστω.
Θα σαγαπω.
(訳)
歌え 空は今から雨が降るでしょう
空よ 空よ 天よ
ありがとう
私はあなたを愛するでしょう
空よ 天よ
安里屋ユンタ(歌謡渡来一味内蔵)
詞 嘉手苅みば 移動式音楽班サァー
きみはなま世(今のよ)の羽根無し天使
朽ちかけたむね すきまの光さす
マタハーリヌ チンダラ カヌシャマヨ
さあ
暗夜 眩い光に導かれ
裸の心臓 刻む歌を聞く
マタハーリヌ チンダラ カヌシャマヨ
憂い 儚さ 含んだひとみ
ぬち(いのち)や萌ゆるや とくとく高鳴るや
瞳つむり 鼓動感じる
空を覆う木々のような 海を渡る鳥のような
朽ちかけた胸光さす 暗い夜 光探す
歌は風を呼ぶだろう
もっと歌おう おーう おうと
光る瞳 夜の星よ
きみに逢えるや 闇夜の晩だけ
共のしとねや 月にさえじゃまされぬ
染めておくれよ わたしをばらいろに
かけておくれよ 束の間の毛布を
君のかたちを心に浮かべる
夜明けが花を目覚めさせる
ふたりの小舟を海に浮かべよう
夜明けの沖に漕ぎ出そう
マタハーリヌ チンダラ カヌシャマヨ
おいかけっこ(ieie & 移動式音楽班)
詞 移動式音楽班太陽が沈む 月は頭上にある
ほうき星のせいさ 俺は恋をする
君はよく泣く女
空は曇り泣き出しそう
雨が頬をぶつ ぬかるみは晴れを待つ
草は倍も伸びた まるで違う景色
君はよく食う女
からっぽの鍋が干からびる
君はよく眠る女
太陽は夜明けを待ち
行ったり来たり 出たり入ったり
跳んだりはねたり 足踏み状態だ
ほうき星のせいだ 俺は恋をする
日食だ いいや 月食だ
雨乞いだ なあに 晴れ乞いだ
俺は君に触れる 涙は乾いただろうか
俺は君に触れる やっぱりはらぺこだろうか
俺は君に触れる 君は眠りから覚める
君が俺に触れる 太陽が昇る
帰路(wo_seven & 移動式音楽班)
詞 移動式音楽班向こう側から 戻る途中
向こう側を 俺は見た
今は 君のことでいっぱいだ
ずた袋の中身 乾いた木の実 かさついた葉っぱ さかなの干物 味気のない豆
食うものも食い尽くし 迷い果てる帰り道
君のことばかり考え 道しるべ通り歩いてきたが
なぜかこの様
何の仕業なのだろう 謎、 闇
君の唇の味を思い出したいんだ
向こう側から 戻る途中
ずた袋の中身 まあるい石ころ 尖った貝殻 摘んだ花びら こぼれた種子
墓標か それが俺の 見つからぬ帰り道
これが仕組まれた筋書きで もう戻れないのだとしたら
実に無様
何の仕業なのだろう 薄々、 確信
君の唇の形 なぞりたいんだ
向こう側を俺は見た
向こう側を俺は見た
君の唇の味を覚えておきたいんだ
君の唇の形 覚えておきたいんだ
太陽 焼き尽くしてくれ 俺を 激しく焼き尽くしてくれ
夜よ 消し去ってくれ 俺を 冷たく消し去ってくれ
巡礼
焼き尽くしてくれ 太陽 跡形もなく焼き尽くしてくれ
消し去ってくれ 夜よ 優しく消し去ってくれ
巡礼